【業界健全化宣言】ノンケが見たときにも恥ずかしくない業界作りへ＠快刀乱麻第１１話
この話題やって！リク受付中
言いたいことも言えないこんな業界じゃ、
ポイズンですよね。
言いたいことがあるけど、言えない。
代わりにチョン・万次郎にお願い！
したい話題をドシドシお待ちしております。
※一度、栗原千秋がフィルタリングした上で
採用可否は判断させていただきます。
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
今年も、思うこと、
みんなが言いたいけど言えないこと、
全部ぶっちゃけていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
今回は、
「ノンケきても恥ずかしくない業界づくりへ」
という話題を。
■ノンケとのミックスが加速化する業界
２０１６年もノンケとのミックスが加速化していく
年になることは間違いない。
女装業界も大きく分断されていくだろう。
・既存の女装業界オンリー派
・ノンケミックス派
・コミュニティ時はノンケミックス、ハッテン時は女装業界
などなど。
いずれにせよ、女装業界に
ノンケたちが多く参入してくることは
間違いない。
すでにサロンなどにはノンケが多く参入してきているし、
ノンケ世界から女装業界への扉が多く開かれている。
大学や会社の講義でも女装が取り入れられるように
なっている時代だ。
いつ何時、誰が女装に目覚めるかわからない。
それは女装子としてかもしれないし、
女装子を愛する純男としてかもしれない。
謹賀新年。２０１６年女装業界大予測！！２０１６年のLGBT界隈はこうなります。＠女装ニュース24
栗原女史の新年の記事でも同様のことが書いてあった。
私もそう思う。
■ノンケが来たときに「だめだなこの業界」と思われたくない
私は、そんなノンケたちが女装業界をの一端を
覗いた時、
「だめだなこの業界」と
思われたくはないのだ。
昨年さまざまな記事を私は書いてきたが、
書き方が辛辣だったかもしれない。
それでいくつかおしかりもちょうだいした。
しかし、言い方という衣を無視したとすれば、
中身のエビは、すなはち言っていることは
何ら普通の至極まっとうなことを
言っているに過ぎないと思う。
公園でコンドームを撒き散らすな
コーヒー１杯くらいおごる優しさを持て
マイノリティ同士で喧嘩すんな
自分が一番かわいいと思ってる女装子、思い上がるな
女の子に見えるからなんなの？パスだけが絶対じゃねえよ
などなど、
当たり前のことを言っているだけだ。
しかし、ジェンダーレス。ジェンダーフリーと一見、
先進的な発想が支配していそうな女装業界だが、
中身は旧態依然としていて、
出る杭は打たれるし、
派閥主義で、
嫉妬や妬みがはびこっている。
いや、むしろノンケの世界よりも
旧態依然としているかもしれない。
女装という先進的な旗印のたもとでは、
どろどろした旧態依然とした世界が広がっていた
なんて、わたしにはノンケに感じて欲しくないのだ。
誰と誰がケンカしているから誰側についたほうがいい
誰は誰の派閥だから誰と誰は仲が悪い
誰は誰を嫌っている
誰は最近調子に乗っている
誰がかわいいから嫌いだ
誰と誰が仲がいいから誰を嫌いだ
こういったボーダーだらけの思想から
２０１６年は脱却せねばならない。
誰と誰がケンカしていようとも、自身には関係がない
誰は誰の派閥だけど、自身は自身だから関係がない
誰は誰を嫌っているが、自身は誰と友人である
誰は調子に乗っている、自身は自身のやるべきことをやるだけ
誰がかわいいから、自身ももっと高めよう
誰と誰が仲がいい。自身も誰かみつけよう。
こういうボーダレスな発想をひとりひとりが行っていけば、
女装業界の旧態依然さも少しは改善されていくだろう。
結局、業界など虚構なのだ。
そこには社会があり、
その社会に属する人がその社会を作り、
業界という虚構を創る。
結局、人なのだ。
しかし、このような心配が無用であることも
知っている。
価値が大小問わずインターネットで拡散される中、
旧態依然さは、価値の拡大性を超えることはできない。
旧態依然さは、この価値の多様性に壁を作り、
囲い込もうとする。
だから、派閥を作り、
お気に入りを作り、
評価を作り、
好き嫌いなどの壁を創るのだ。
しかし、それでは肥大化する価値の多様性を
囲い込むことなど不可能だ。
その壁がかならず破壊される運命にある。
だから、２０１６年以降も、
多様性を受け入れることができる人間のみが、
実は一番強い。
そんな女装業界人が増えた女装世界を、ノンケたちには
ぜひ見てもらいたいと切に願う。
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 | 業界をぶった切る！ 業界のラストサムライ・チョン万次郎の 「快刀乱麻～業界健全化宣言～」 コラム執筆者：チョン万次郎 関西在住の年齢は非公開。 昔から女装子さんが大好きでおいかけてきた。 近年、盛り上がる「女装」にまつわるさまざまな事柄。 これに少し違和感を感じながらも、 次の世代のよりよい女装業界を想い、 コラムを書き続ける。 嫌いなものは「出入り禁止」 |
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