女の子(ジュンメ)に女装姿を「えぇ、かわいい!」と言われて鵜呑みにしないように。女の「かわいい」は8割嘘なんでね^^@快刀乱麻
よく、女装業界以外のスポットに顔を出す
女装子さんがいます。
たとえっば、クラブとかミックスバーとか、
普通のフェスとか遊園地とか。
そういう場所にいくと、
女性(ジュンメ)が女装子さんに対して
「あぁー!かわいい!」と
黄色い声をかけてくる場合があると思います。
でも、それ、
8割は嘘なので、鵜呑みにしないように。
女のかわいいは嘘
これ、常識ですよ?
今回の話題は・・・
「女の子(ジュンメ)に
女装姿を「えぇ、かわいい!」
と言われて鵜呑みにしないように。」
というお話。
■女の子にほめられた自慢は痛々しい
女装の世界以外の場所に
足を向ける女装子さんは、
マジョリティ向けに
ある程度クオリティが高い方が多いです。
しかしながら、
どう見ても女性に見えるとか、
売れっ子ニューハーフさんに
見えない方は一握りです。
そういう本当に美しくて周りに評価されていて
自他評価ともに高い女装子さんは
あまりそういうこともないのですが、
自己評価が高く
他者評価が低い
女装子さんに限って
(全員が全員そうじゃないですよ!!)
「わたし、こないだクラブにいったんだけど、
女の子にかわいいって言われた」
「女の子に女の子みたい~~かわいい!」
って言われた
などと、
こちらが聞いてもいないのに
「ジュンメにかわいいと評価された」
というアピールを行ってくるのである。
そうこれは、
人間誰もが持つ承認欲求(認められたい!)
に基づく行動なのだが、
他者評価も高くふだんから承認されている
人間は「自らの評価を大々的にフウチョウする」
ような行動はとらないのである。
この「ジュンメにかわいいと評価された」アピールは、
女装の根本的なお手本になっている
「純粋な女性」「生物学的な女性」
いわば、「女性のプロフェッショナル」
に評価されたという
「権威」を使った自己アピールなのであるが、
ジュンメの「かわいい」は
8割嘘であるという
いわば非科学的ではあるが
一般通念化している暗黙の了解を
知らない、あるいは無視した
非常にこっけいなアピールなのである。
おそらく、
そのアピールを聞いている方々は
よほどのお人よしでもない限り
内心では「なんじゃこいつ」と
思っているので、
心当たりのある女装子さんは
今後注意しておくほうがいいのではないかと
思う。
■ジュンメの本当の「かわいい」を見分ける方法
では、ジュンメの「かわいい」の8割は
嘘であるが、
残り2割、すなはち
「本当に女装子さんをみてかわいいtと
思って、かわいいというフィードバックを
行っている」場合を見分けられるように
しておこう。
それは簡単だ。
まず、
8割のほうの、嘘の「かわいい」は
だいたい声のトーンが高い、
ハイテンションなのだ。
ジュンメの「かわいい」は
男でいうところの
「ういーっす」くらいのもので、
ジュンメは自分より本当にかわいいと思う
女性のことは絶対にほめないか、
ほめてるふりをして落とす。
これは女装子さんの壮大すぎる魅力に
気づく前、女のケツばかり追いかけていた
私がいやというほど体験してきた
「女の狡猾さ」である。
ジュンメは本当に美人を見た場合、
「かわいい!!
でも性格悪いよね」
「かわいい!
でも絶対整形だよね」
などと、
必ず
自分は劣っているだけではなく勝っている点も
あるというアピールを、
相手を貶めることによって行う生き物なのである。
しかしだ、
女はまた、
自分からは遠い存在の女性に対しては、
真のフィードバックを行う。
というのも、自分からは遠い存在であれば、
ほめたところで自分の領地内で
自分のランクが下がることはないからである。
そう、だからこそ、
女は
芸能人や
女装子さん(競合しないから)
ニューハーフさんで
美人・かわいいと評価した場合は、
非常に低いトーンあるいは
しぼりだしたような声、
あるいは遠くを見つめるようなかたちで
「かわいい・・・」と
吐露するのです。
「かわいい・・・」と吐露する
8割のほうの嘘の「かわいい!」という
きゃぴきゃぴ感とは真逆のトーンで
真の「かわいい」をフィードバックするのだ。
この「かわいい・・・」こそ
2割の本当の「かわいい」なのだ。
だから、
そのへんで町を歩いていて
ノリで「かわいい~~!」とか
きゃぴきゃぴ感全快で
ノリよく言われる
「かわいい」を鵜呑みにして、
「私はかわいいんだ」という
風を身にまとい、
まるで大空を飛ぶワシのような
風格で、
どや顔全快で周りに自慢するような
愚行を
万が一行っている方がいれば、
今日からやめておくほうが
望ましいのではないだろうか。
おっさんのたわごとでした。
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![]() | この記事書いた人:チョン万次郎 女装業界をぶった切る! 業界のラストサムライ・チョン万次郎の 「快刀乱麻~業界健全化宣言~」 コラム執筆者:チョン万次郎 関西在住の年齢は非公開。 昔から女装子さんが大好きでおいかけてきた。 近年、盛り上がる「女装」にまつわるさまざまな事柄。 これに少し違和感を感じながらも、 次の世代のよりよい女装業界を想い、 コラムを書き続ける。 嫌いなものは「出入り禁止」 |
