国によってはまだまだ理解進まず。マレーシアで女装禁止合憲判決。@女装ニュース24
マレーシア連邦裁判所が、
イスラム教徒が公共の場で女装することを禁じた
ヌグリスンビラン州の州法を違憲とした
上訴裁判所の判決を破棄しました。
つまり、「女装ダメという法律はダメ!=すなはち
女装OK」とした判決が、再び棄却され、
「女装ダメという法律はOK!=すなはち女装はダメ」
となったのです。
■イスラム教では公共の場での女装は犯罪となる

イスラム教徒による聖地メッカへの巡礼
マレーシアは国民のほとんどがイスラム教徒で、
イスラム教が国としての正しい宗教とされ、
国教となっています。
なので、マレーシアにいくと、
女性は公共の場では、肌の露出ができなかったり、
1日に3回メッカの方向にお祈りをするのが、
習慣になっています。
イスラム教の教えの中に「異性装の禁止」
があり、女性の男装はもちろん、
男性の女装も禁じています。
マレーシアにおいては、
女装をすると、異性装の罪に問われ、
国全体で禁止されていて、
量刑などは州によって細かく州法によって
定められています。
今回の州法では、
公共の場で女装した男性イスラム教徒に対し、
最高で禁錮6ヶ月か1000リンギ(約2万8000円)
の罰金を科すことができると定められています。
そうなると、性別違和(性同一性障害、GID)の方や、
MtF(自己女性化愛好症)の方は、
公共の場で女装をすることができません。
今回の裁判における原告側3人はGIDさんで、
「こころの性を優先した州法の適用」を求めましたが、
上訴裁判所(日本でいう高等裁判所)の
「女装OK」とした判決を、
連邦裁判所(日本でいう最高裁判所)が棄却。
「女装ダメ」という判決で決定してしまったのです。
このGIDさんの心中察するに、
とても心が痛みますが、
いち早く、
マレーシアの法律がGIDさんの理解が進む
法律になることを願います。
■女装海外旅行で気をつけるべきイスラム教国
女装の状態で海外旅行に
いくことを一度は考える女装子さんは
多いのではないでしょうか。
あるいは、
女装子さんを連れて海外旅行にいこうと
思っている純男さんも。
しかし、このイスラム教国では
女装海外旅行はかなり注意しなければなりません。
海外旅行人気国であっても、
イスラム教国家であれば、
ヘタをすれば現地で逮捕されてしまいます。
なので、とくに東南アジアの人気国で、
イスラム教国には注意すべきです。
インドネシア、マレーシア
この2国は注意しなければなりません。
下手をすれば、イスラム過激派にさらわれてしまう
可能性だって十分にありますし、
州法によっては同性愛性行がばれると
死刑になる場所もあります。
インドネシアもマレーシアも
格安航空(LCC)の普及で、
海外旅行人気国ですが、
どちらもイスラム教国家です。
女装での海外旅行はしないことをおすすめします。
ちなみに、
女装海外旅行おすすめ国は、
やはりなんといってもタイですね。
タイはご存知のとおり、
女装子さんやニューハーフさんが
首都バンコクのいたるところに存在します。
タイでニューハーフさんに日本円で10000円もだせば、
1日観光ガイドもしてくれます。
ぜひ、女装海外旅行をご検討中の方は、
タイにいってみてください!
くれぐれも、
イスラム教国にはいかないことを
おすすめします。
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![]() | この記事書いた人:栗原千秋 女装歴10年のほぼフルタイム女装子ライター。 年齢は30歳くらい♪ 座右の銘は「女装子ほど、男気を忘れず。」 好きなものは「にんにくの素揚げ」 関東在住ながら、名古屋、大阪を拠点に フリーランスで雑誌執筆などをしている。 口癖は「仕事ください♪」 |

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