ニューハーフシンガー悠以(ゆい )さんの生き様@LGBT人物事典

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出典元:yuinya.com


兵庫県尼崎市に生まれ、

全国でニューハーフシンガーとして活躍する悠以(ゆい )さん。

先日は、尼崎小田高校で学生のLGBT理解を促進する授業を

行うなど、歌手活動以外でもLGBT社会啓蒙活動も行う方。
そんな悠以さんをLGBT人物事典第1話としてご紹介します。


■ニューハーフシンガー悠以(ゆい)さんとは?


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出典元:yuinya.com


出身:兵庫県尼崎市

生年月日:1990年11月11日

LGBT:GIDさん



ダウンタウンの松本の生誕の地、

兵庫県尼崎市で生まれた悠以さん。

幼少期から自分のことを女性だと思っていました。

しかし、生まれた体は男性。(いわゆるネイティブ男性、

身体的特徴セクシャリティが男性だということ)

保育園の男性児童に初恋をしました。

元々は、路上パフォーマーとして

路上ライブなどを行う生粋のミュージシャン。
女声と男声を使い分け、熱狂的なファンを生み出しました。




2014年にバースデーワンマンライブをESKA MUSEで

行い116人を動員!!
いまどき、インディーズバンドのワンマンでも100人を呼ぶのは

難しい時代で成功を収めました。


その後も、JOYSOUNDのイベント出演や、

尼崎の地元杭瀬商店街などで公演活動など、

タレント活動を積極的にこなし、

MBSニュース番組ボイスで特集されるなど、

社会に対する認知度も上がってきている

歌手です。




■自身がGIDだからこそ伝えられる本気のメッセージ


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出典元:twitter.com/yuicomp


悠以さん自身も、

自分を女性と思いながらも

(性自認が女性でありながらも)

社会が求める「男性像」とさまざまな悩みに

悩まされてきました。


・男らしくしなくちゃいけない・・・
・女性と結婚しなくちゃいけない・・・
・自分がおかしいだけなのではないか・・・?



でも、悠以さんご本人の強い意志と、

親御さんのご理解もあり、

まわりの友人などにカミングアウトをしつつ、

自分の本来の性で生きていくようになったといいます。

そして、そんな思いを男声と女声を使い分ける

ニューハーフとして、

声とうたに乗せて発信するようになったといいます。

おそらく、ニューハーフと自称しているのは、

「社会に向けて」だから。

悠以さん自身は、女性として生きていきたいだろうし、

ニューハーフでもありません。

でも、自称ニューハーフとするところに、

彼女が歌手としてタレントとして、

社会にLGBTを訴えていきたいという強い意志を感じます。


彼女のブログの中で、

「カミングアウトのコツ」

というエントリがあり、とても参考になりました。



最近性同一性障害に対して社会が寛容になってきたとはいえ、
理解はいうほど深まっていません。未だに親の育て方が原因だと思っている人も多いです。
だから、カミングアウトすると、思いもしないような質問がとんでくることもあります。
でも、相手だって純粋に聞いてくるんですよ。
だから、いちいちイライラしてはなりません(て、私もするんですけどね。ガクリ
地道に頑張りましょーーーーハート

出典元:ameblo.jp/watashi-wo-ikiru


ぜひ、彼女のブログも読んでみて、

生き様など感じてみてください。




■悠以さんの作品



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悠以企画 (2011-04-27)
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女声と男声の使い分け・・・
本当にすごいです。

男声でも女声でも、

ファルセットがしっかりしていて、

すごい技術だと思います。





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この記事書いた人:栗原千秋

女装歴10年のほぼフルタイム女装子ライター。
年齢は30歳くらい♪
座右の銘は「女装子ほど、男気を忘れず。」
好きなものは「にんにくの素揚げ」
関東在住ながら、名古屋、大阪を拠点に
フリーランスで雑誌執筆などをしている。
口癖は「仕事ください♪」



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LGBTが社会で活躍する時代 LGBT人物事典


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