男の娘AV女優大島薫さんが引退@女装ニュース
ニューハーフやMTFさん以外で、
ノンホルモン、セクシャリティ男性ながら
初めて大手AVメーカーと専属契約を果たしていた
大島薫さんが6月1日に引退した。
■約40作品に出演!男の子AV女優大島薫
これまでの男の娘AVといえば、
イエロードラゴンに代表されるように
「ウラモノ、素人」というイメージが強かった。
都内や大阪、名古屋を中心に、男の娘AVのスカウトマンが
公園やtslove上でのスカウト活動をし、
素人の女装子さんたちが素人AVに登場するのが
「男の娘AV」であった。
しかし大島薫が2014年に大手AVメーカーと
専属契約を果たし、
男の娘AVは一気にプロの領域となった。
大島薫は次々にいわゆる「単体モノ」に
出演し、人気を集めていく。
AVの主要顧客はもちろん男性(純男)であるが、
大島薫という「男の娘」の登場により、
腐女子(ボーイズラブや女装男子が好きな女性)や
女装男子に抵抗のない女性も、
興味本位で大島薫のAVを手にとったという。
大島薫はある意味、AVメーカーの
新規顧客獲得の大きな広告塔でもあり、
「男の娘ブーム」を仕掛けるメーカーたちの
秘密兵器でもあった。
大島薫は男の娘AV女優を1年半やり遂げ、
先日、AVメーカーとの専属契約満了を機に、
AV女優引退を表明したことを自身のブログで発表した。
■大島薫さんの今後の活動は?
出典元:http://vicefairy.jp/hpgen/HPB/entries/34.html
大島薫は今後、タレントや作家として
活動していくという。
芸能活動に専念するという発表は
たかだかAV女優の戯言ではございますが
様々なご意見もあることと存じます。
以前、新宿の某所で行われたトークイベントで
来ていたファンの方に、こんなことを言われたことがあります。
その方は非常に中性的な方で
男物の服を身に纏ったその人を
僕は最初、女性なのか男性なのか判断しかねておりました。
会場にいる方々全員と
握手をする際に、その方もいらっしゃいました。
男物を着たその方は、女性的な声で
「大島さんを見て、好きな服を着ていいんだって思いました」
と、僕の手を握り、そう仰いました。
僕を見て、様々なことを思う方がいます。
良いことも、悪いことも。
大切なのは、僕が正しく理解されることではなく、
僕を見て、誰かが何かを考えるというプロセスです。
そのために、僕はより多くの方にお会いし、
より多くの方に見られたいと願いました。
AVの引退は決してマイナスではなく、
より活動の場が増えるのだと捉えていただければ幸いです。
いままで応援してくださった、
ファンの皆さま、ありがとうございます。
そしてこれからも、よろしくお願いいたします。
大島薫
出典元:http://blog.livedoor.jp/hinatakaoru/archives/44259819.html
大島薫はAVに出演することに関して、以前、
「大島薫のアイコン化のため」と発言している。
男の娘といえば?と聞かれたら、
「大島薫みたいな人」と人々が答える。
これこそ大島薫のアイコン化である。
大手AVメーカーの販促活動も功を奏し、
ノンケ世界での男の娘の認知は広がり、
ノンケ世界、いわゆる世間では、男の娘=大島薫
となっている。
本人いはく、「大島薫のアイコン化はまだまだ実現できていない」
ということだが、
私は大島薫のアイコン化はひとまず一旦の成功をおさめたと
思っている。
大島薫の登場以前に、
女装業界やマイノリティな業界で有名な男の娘や女装子は
一定数存在した。
しかし、ここまでノンケ世界(世間)に認知された男の娘というのは
未だかつて大島薫をのぞいては存在しなかったといえる。
はるな愛やミッツマングローブなど、すでに有名な
面々は存在していたが、
はるな愛はMTFであるし、ミッツマングローブは「おねえ系」として
存在している。
「おれ、男だけど、女装してるときは、女の子のまねごとやってまーす」
という一種の「ゆるい」イメージを持ち合わせた男の娘という
ジャンルで世間にも認知された人物は今のところ
大島薫ただひとりであるといえよう。
その意味で、大島薫の「大島薫アイコン化活動」は成功したといえる。
今後大島薫は、作家やタレント活動を中心に活動していく。
AV女優になる以前は、イベントなどで舞台に立ったりしていたという。
AV女優での認知度アップを活かし、
彼女は今後、何を見せてくれるのだろうか?
大いに期待したい。
ひとまず、AV女優業、お疲れ様でした。
FC2ランキング・日本ブログ村参加中


![]() | この記事書いた人:たこそのもの |