ミッツマングローブさんが女装家廃業宣言!?でも、女装家は廃業できません。
スポニチより
女装家でタレントのミッツ・マングローブ(39)が9日、東京・表参道のプロモ・アルテギャラリーにて初の自叙伝「うらやましい人生」
(10日発売)の刊行を記念して写真展(14日まで)の取材会を開催。
今後の女装家廃業の可能性を否定しなかった。
■腹をくくった20代
40歳という節目を迎え「20代から突然変異でもう1つの人生をまい進してきてしまったので、
置き去りになってしまった徳光周平としての人生がある。
やり残したことを片さないとなと。もう残りの人生なのかな」としみじみ。
ミッツマングローブさんの20代といえば、
今から20年前。
1980年代。
まだまだ女装やセクシャルマイノリティに対する
社会的認知が少なく、
偏見も多かったのではないでしょうか。
それでも、「女装家」として生き抜いていくと
腹をくくり、
ここまでタレントとし、女装家としての
地位を築き上げたミッツマンゴローブさん。
人間として尊敬します。
■女装家も女装子も同じ
ミッツマングローブさんは、
GIDさんやニューハーフさんとはまた違う
「女装家」というお立場ですが、
これはおそらく女装子さんに近いですね。
というより、分類的には女装子だと思います。
普段はサラリーマンで、週末だけ女性になる
女装子さん。
普段は徳光周平として生き、
ミッツマングローブとしてテレビにでる。
構造的には同じですよね。
■女装家は廃業できない

女装子も女装家もたぶん廃業できないと思います。
なぜなら、「性欲」に根差しているからです。
性欲っていうのは、3大欲求―食欲、睡眠欲、性欲
の中で一番強大です。
自分で思ってる(自己認知)的には、
太ってる方は「私は食欲が一番強い」よか。
眠るのが好きな方は「私は睡眠欲が一番強い」
などと言いますが、
性衝動(リビドー)を誘発する性欲は
人間の生きる力で一番強いです。
性欲っていうのは、「セックスしたい」という
欲求だけではありません。
・幸せに生きたい
・何かを成し遂げたい
・誰かに愛されたい
とか、そういう「生きる」こと全般に対する欲求なのです。
その性欲にリンクしている「女装」は、
やめたくてもなかなかやめれないのです。
生きることそれ自体にリンクしてしまっているのだから。
ミッツマングローブさんも、おそらく
女装家は引退できないのではないでしょうか?
本日もお読みいただき、
ありがとうございました。
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