【クラシック女装界に多いアウトローアピール】ワルいアピールする人の心理。うざがらず、聞いてあげることが大事。@女装と心理
女装業界、とくにハッテンバなどにいると、
「昔、俺はワルだった」アピールを
してくる男性、女装子さんがいますよね。
多くの場合、こちらが聞いてもないのに言って来たり、
何かの拍子にふっとアピールしてきます。
大人になったらやるべきではないいわゆる
「法の外=アウトロー」なことを
昔はやっていた・・・
という本当か嘘かは別にして、
そのような「昔はワルだったアウトローアピール」
話をする人の心理はどのような
ものなのでしょうか?
■「昔は俺はワルだった」アウトローアピールする人の心理
ハッテンバというグレーゾーンの世界が多いからでしょうか。
純男さんや女装子さんの中には、
アウトローアピールをしてくる人がいます。
・おれは〇クザだ
・昔おれはめちゃくちゃ悪かったんだ
・昔はよくケンカしたもんだよ
・盗んだバイクで走ったよ
などなど・・・
良識ある成人であれば到底行わないような行動を
昔はやっていたんだ・・・
という「昔、おれはワルだった」アウトローアピールを
してくる方がいます。
このアウトローアピールに対するほとんどの人の反応は・・・
・どうせ嘘だろ
・うざいなぁ
・だからなんなんだよ
・めんどくせw
というネガティブなものなのですが、
このようなアウトローアピールをする方の心理をくみとれば、
それもポジティブなものに変えることができます。
このアウトローアピールをする方の心理3つを
みていきたいと思います。
![]() 1. 「俺は強いんだ」という 自己顕示欲からのアピール 2. 現状に満足できていないため、 心理的ストレスから解放されたい という抑圧された感情の解放 3. 「認めてもらいたい」欲求が 屈折して表出してきているだけ |
それぞれ詳しくみていきます。
■1.「俺は強いんだ」という自己顕示欲からのアピール
基本的にこのアウトローアピールは、
男性に多い行動です。
なので趣味女装子さんでこころが男性の方も
このようなアウトローアピールをする方がいます。
これは、動物的本能に基づく
「強くありたい、強く見られたい」という
自己顕示欲によるものです。
よく居酒屋などでも男性誰か一人が
「昔よくやんちゃしたもんだ」というアウトローアピールを
はじめると、
競い合うように「おれもなぁ・・・」「おれも・・・」と
アウトローアピール合戦が開始されます。
しかし、私の経験上、
本当にアウトローな方は、
ところ構わず、
あるいは本当に極道な方は、
一般的な場所や普通の場所では、
「ぼくなんかたいしたことありません」
とニコニコしている方が多い気がします。
「昔も今もたいしたものじゃないですよ」と、
その昔本当にアウトロー、ワルだった人は、
少なくとも自らすすんでアウトローアピールなど
しない方がほとんどです。
つまり、
アウトローアピールを自らすすんで、
とくに聞いてもないのに行ってくる人は、
本当はワルでもなければアウトローでもない、
ただ純粋に自分を強くみせたい、
強くはないので去勢をはっておきたいという
純粋な本能のままに行動する人だということです。
だから、
アウトローアピールをしてくる人に対しては、
「うざい」ではなく、
「大丈夫だよ、そんなにアピールしなくても、大丈夫。」
と包み込むような心で見てあげましょう。
あっ、「大丈夫ダヨ、アピールしなくても」と口に出して言うと、
自己顕示欲が爆発するだけなので、絶対に口には
出さないようにしてくださいね。笑
■2.現状に満足できていない、抑圧された感情の解放
「昔は俺はワルだった」アウトローアピールを
してくる人というのは、
「現状に満足できていない」人が多いです。
それは、
「本当は自分はこんな存在ではないのに・・・
でも現状は・・・すっごくストレス!!!!!!!」
という抑圧された状態から
「ガス抜き」として、
「昔は俺はワルだった」アピールをすることで、
自分を一時的にストレス状態から解放してあげているのです。
「昔、俺はワルだった」という人の中には
本当にワルだった方もいらっしゃいます。
しかし、現状には満足できていない。
だから、昔ワルで、自由にギラギラしていた時期の
自分を回想し、心のストレスを解放しているのです。
防衛機制の「幼児への退行」に似た心理現象ですね。
何かストレスがたまると、人間の心には
「防衛機制」というストレス解放のための心理現象が
備わっているのですが、
その中のひとつに、
「赤ん坊だった頃のような幼い感情に戻る(退行)することで、
一時的にストレスを解放する」という「幼児への退行」があります。
この「昔、俺はワルだった」アウトローアピールも、
今じゃそんな悪いことはできない抑圧された不満足な
現状から、
自由奔放に悪をやっていた時期に、
人にアピールすることで立ち戻っているのです。
アウトローアピールしてくる人には、
「もういいから・・・」というネガティブな反応ではなく、
「この人は現状に満足できていないんだな・・・
せめて私が数分この話を聞いてあげることで、
この人が気持ちよくなれるなら、協力してあげよう」
という広い心で受け止めてあげましょう。
その数分の話を聞くだけで、
あなたの心は大きくなり、
しかも話のネタもできることがあるのです。
■3.「認めてもらいたい」欲求が屈折して表出してきているだけ
最後に、
やっぱり人は誰かに認めてもらいたい欲求=
承認欲求があるのです。
通常多くの人は、
誰かに認めてもらいたい!と思うと、
何か成果を出したり、
誰かに何かをしえたげて喜んでもらったり、
社会や人に何か自分ができることを与えて、
その見返りに承認を求めようとします。
一方、アウトローアピールする人の価値観では、
「ワル=かっこいい」「アウトロー=畏怖されるべき存在」
なので、
そこに自分をあてはめることで、
「他人が自分を認めてくれる」と思い込んでしまっているのです。
だから、その思い込みのせいで、
承認欲求を満たすために、アウトローアピールを
してしまうのです。
しかし、実際、
アウトローアピールをしたとて、
先述の通りネガティブな反応をされるだけですし、
中2病などと揶揄され裏では馬鹿にされるだけです。
アウトローアピールしてくる人には、
「めんどくせねぁなぁ」という反応ではなく、
「この人も悪いアピールしてはいるけど、
結局は人に認めてもらいたいっていうかわいい人なんだな」
と母性的な視点でみてあげましょう。
![]() 1. 「俺は強いんだ」という 自己顕示欲からのアピール 2. 現状に満足できていないため、 心理的ストレスから解放されたい という抑圧された感情の解放 3. 「認めてもらいたい」欲求が 屈折して表出してきているだけ |
いかがでしたか?
ハッテンバなどでは、
「おれ、ヤク○だぞ!!」などとアピールしたり、
飲みの席では必ず
「昔ケンカして10人くらいぼこぼこにした」などと
武勇伝を語ったりしている人がいます。
でもこれらは、
・強いアピールで弱い自分を守りたくて、
・現状に満足できていないのがいやで、
・それでも人に認められたい、つながってたい
という心理が表出しているだけの
表面的なものでしかありません。
ぜひ、広い心で受け止めてあげましょう!
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