【LBGT映画紹介】映画「私はロランス」

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映画「私はロランス」は、LGBTの男性が女性として

生きていくことを選び、生涯を誓った女性との

人生がどうなるのか、生き方やありかたを

描いた2013年頃に公開された映画作品です。




■作品概要、ストーリー


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uplink.co.jpさんより画像引用


【作品概要】


作品概要を、ムービーウォーカーさんから

文章引用すると、




カナダの田舎町に暮らす男性が交際中の女性に、
女性になりたいと告白するラブ・ストーリー。
監督・脚本グザヴィエ・ドラン。

自身の性別に違和感を持つ主人公を
「ブロークン・イングリッシュ」「ぼくを葬る」の

メルヴィル・プポーが、

戸惑いながらも彼にとって特別な存在でありたいと願う恋人を

「マイ・マザー/青春の傷口」のスザンヌ・クレマンが、

主人公の母親を「ポルノグラフィックな関係」「勝手に逃げろ/人生」
のナタリー・バイが演じている。

本作は第65回カンヌ国際映画祭ある視点部門に出品され、
クィアパーム賞およびある視点部門最優秀女優賞(スザンヌ・クレマン)を獲得した。

ムービーウォーカープラスさんより文章引用




【ストーリー】


ストーリーは、

GIDの男性ロランスには、生涯を誓い合った女性フレッドがいた。

しかしロランスは本来の性である「女性」になりたいと

フレッドに告白する。
揺れ動くフレッドの心、世間からの視線・・・
GIDや女装子さんも共感できるような内容が、

映画によるストーリー可視化によって直観的に

入ってくる内容になっている。



カナダ・モントリオール。
国語教師をしながら小説を書いている
ロランス(メルヴィル・プポー)は、30歳の誕生日を迎え、
交際相手のフレッド(スザンヌ・クレマン)にある告白をする。
それは、「自分の身体の性に違和感を持っており
女性になりたいと思っている
」ということだった。

この告白にショックを受けたフレッドは、
これまでに二人が築いてきたものが
偽りであるかのように思えてしまい、
ロランスを非難する。

しかしかけがえのない存在であるロランスを失うのを恐れ、
フレッドはロランスの良き理解者となることを決意。

ロランスに女性の立場からメイクなどについてアドバイスするが、
モントリオールの田舎町では偏見を持たれ、
彼らに対する風当たりは強かった……。


ウォーカープラスさんより文章引用




【登場人物】


・ロランス(メルヴィル・プポー)

GIDのロランス。

国語教師をしているが、

自分の「男性」としての性に

違和感を感じたまま、生活をしていた。

しかし、ある日恋人のフレッドに

「カム」する。
2人は、LGBTレズビアン同性カップルとして

生活していくことになる。


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vimeoさんより画像引用



・フレッド(スザンヌ・クレマン)

ロランスと生涯を誓い合った女性。

しかし、ロランスからの突然の告白に困惑・・・

ロランスと離れることがいやだったため、

彼がLGBTであることを理解しようとするが・・・

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ぐちゃぐちゃと書き殴る。さんより画像引用


■自由と社会のバランスの難しさ


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女装ワールドの連載コラム「女装と社会でも、

女装やLGBTと社会のあり方を

さまざまな観点から書き綴っています。


LGBT、女装、GIDというのは「自由の象徴」です。

「誰にも迷惑かけなければ、いいよね、何やったって」

っていう象徴じゃないですか。

今のところ社会は、男女の性別2分が

「マジョリティ」だと設定しています。
なので、それに対するLGBTはマイノリティなんです。

 

少数派が多数派に影響を及ぼすことには

困難が伴います。

その過程の中で、さまざまな論争や議論が

起こるわけです。



作品では、女装姿の主人公に対する「世間からの冷ややかな目」

がリアリティをもって描かれています。

女装子さんやGIDさんも、街を歩いていて

嘲笑されたり、じっと見つめられたりする

世間の目にさらされた経験を一度はお持ちの方は

多いのではないでしょうか?

 

なぜ、世間はLGBT、女装子さんたちに「冷ややかな目」を

向けるのか?

なぜ、社会は男女の2分を絶対視するのか?


なぜ、本来の性に生きるだけであるのにもかかわらず、

家族や世間に気を使わなければならないのか?

 

こういった疑問に対するヒントが

この作品には隠されている気がします。


よく考えて見るのもいいし、

作品に意識を集中させて五感に任せて

ぼーっと見るのもいいし、
とにかく女装業界人であれば、一度は

ご覧になることをおすすめします。



わたしはロランス(特典DVD1枚付き2枚組)





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この記事書いた人:栗原千秋

女装歴10年のほぼフルタイム女装子ライター。
年齢は30歳くらい♪
座右の銘は「女装子ほど、男気を忘れず。」
好きなものは「にんにくの素揚げ」
関東在住ながら、名古屋、大阪を拠点に
フリーランスで雑誌執筆などをしている。
口癖は「仕事ください♪」

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