東京福生市LGBTカップル顔はぎとり殺人事件。正しいLGBTカップルの理解を@女装事件簿

image

出典元:nikkan-gendai.com


東京福生市のLGBTカップル宅で

ネイティブ女性、性転換済み男性(FtM)が

顔の皮をはぎとられた状態で遺体で

発見された事件が発生した。

 

このLGBTカップルは、

遺体で発見された男性と

性転換していない女性(ネイティブ男性)の

カップルで、

ノンケさんにはなかなか理解しがたいカップル

かもしれない。


そんな不可解な事件を詳しくご紹介する。


■LGBTカップル宅での不可解すぎる事件


image
出典元:akb48matomemory.com


今回の不可解の「皮はぎとり殺人事件」

をまとめるとこうだ。


・被害者はネイティブ女性の現在戸籍上男性

土田芳さん(つちだよし)

・事件現場は土田さんの自宅

・その自宅でネイティブ男性の戸籍上男性、

女性ホルモン摂取のトランス女性と同居

土田さんトランス女性と養子縁組をし、

土田さんが親、トランス女性が子となっていた

・実質の結婚状態野LGBTカップルだった
土田さんはは12日午後5時半頃、顔の皮がはぎとられた

状態の遺体で発見される

・第一発見者は同居人であるトランス女性



土田さんとトランス女性との

近況や実情に関する情報はこうだ。



・トランス女性は「就寝前、土田さんと話して就寝。

12時間後に起きたら遺体になっていた」と供述している。
土田さんとはよく喧嘩をしていた。

・トランス女性は某店にニューハーフとして勤務。

土田さんそのお店の黒服として勤務。


あまりに不可解な事件だ。

このLGBTカップルはノンケさんには

理解しがたいカップルかもしれないが、

LGBTに理解がある方にとっては「自然な」カップルだ。

以下に図解してみた。




■このLGBTカップルを図解してみた



左側が同居人のトランス女性、

右側が遺体で発見された男性土田さんだ。

image


トランス女性は元々は男性として生まれたが

こころが女性だったため、

一部の性別適合手術や美容整形、女性ホルモン摂取

治療などで社会的には女性(ジェンダー女性)として生活。

しかしながら、戸籍変更はしておらず、法的には男性として

生活。


一方、遺体となって発見された男性土田さんは、

元々は女性としてうまれたが、こころが男性だったため、

性別適合手術、そして戸籍変更で女性→男性

となり、社会的には男性、法的にも男性として

生活をしていた。


なので、


image


このように、


・戸籍上、法的には男性同士の

カップルが同居していた。

・遺体の土田さんが親、同居のトランス女性が子

という養子縁組がなされていた。


・しかし、同居の土田さんはジェンダーも男性、

トランス女性はジェンダーは女性であったため、

実質は男女夫婦のような婚姻関係にあった。



という、

もともとのからだの性別(ネイティブ性別)と

実際の生活の性別(ジェンダー性別)が異なっていたため、

ここまでの大きな報道がなされていると

思われる。

ノンケの方々にはぜひ理解してもらいたいのは、

決して変態カップルではないということだ。
ジェンダー上では、遺体の土田さんが男性であり夫、

同居のトランス女性が女性であり妻である。

何らそこらへんの夫婦関係と大差はないのだ。

この事件の真相はわからないが、

LGBTカップルの実情は、

そこらへんの夫婦関係と大差がないということ。

LGBTカップルである特殊性と

この事件の猟奇性とは

まったく別次元であり、

切り離して話題にすべきであることは

声を大にして言いたい。


よくこの手の事件で、

女装やゲイ、またはレズビアンなどの

LGBTが容疑者や被害者など

事件のステークホルダーとしてあげられた場合、

「LGBTは特殊だ、だから事件が起きた」

といわんばかりの加熱した報道がなされるが、

多くのLGBTカップルは、

もともとの性別(ネイティブ性別)という壁を乗り越え、

必死に社会に適合し自分の目指すジェンダーに生きる、

極一般的なカップルであるのだ。



■顔をはきとるという猟奇性の心理とは?


image

出典元:akb48matomemory.com


今回の事件の過熱報道は、

LGBTカップルであることの特殊性以外に、

遺体の顔の皮が全て剥ぎ取られていた

という猟奇性にも起因している。

遺体となって発見された土田さんは、


・顔の皮がすべて剥ぎ取られていた

・顔は薬品のようなものでただれていた

・鼻ももぎとられていた


という痛ましい状態になっていたそうだ。

犯人の猟奇性は想像を絶するものだが、

この猟奇性の心理とは一体なんなのだろうか。


朝のテレビ番組で経営コンサルタントのショーン・マクアードル川上氏は

このように言っている。

「非常におぞましいというか、死体損壊は時間がかかるわけで、

相当な憎しみ、憎悪、あるいは精神的不安定がうかがえますね


そのほかのニュース番組でも多くの犯罪心理学者が、


・顔にコンプレックスがある者の犯行で、

被害者に相当な恨みがある
・顔に相当なコンプレックスがあり、犯人は美容整形経験者か

願望者である可能性が高い。

被害者に対しては非常に大きな憎悪の念がある。


などと述べています。


過去の殺人事件でも類を見ない

残虐かつ猟奇的な犯行。

一日も早い解決をのぞみます。

また、



ネイティブ性を変え、

自分の人生を切り開き、

本来の性、ジェンダーで

生き抜いた土田さんの人生が、

おそらくご本人の志半ばで

何者かに閉ざされたことに、

深い哀悼の意を捧げるとともに、

土田さんのご冥福を

心よりお祈り申し上げます。



■合わせて読みたい



今日の記事いいね!と思ったら応援クリックお願いいたします♪m<__>m↓
日本ブログ村参加中
にほんブログ村 セクマイ・嗜好ブログ 女装(ノンアダルト)へ


この記事書いた人:栗原千秋

女装歴10年のほぼフルタイム女装子ライター。
年齢は30歳くらい♪
座右の銘は「女装子ほど、男気を忘れず。」
好きなものは「にんにくの素揚げ」
関東在住ながら、名古屋、大阪を拠点に
フリーランスで雑誌執筆などをしている。
口癖は「仕事ください♪」

女装の事件ファイル。女装事件からわがふりなおす

「女装事件簿」


関連記事
女装事件顔はぎとり福生市

Comment

女装人

本人の薬物中毒死(自殺?)と、死後に飼い犬が顔を舐めて剥ぎ取った、で捜査終了してませんでしたっけ?

2017.09.24 Sun 00:42