ブラジル大統領府に女装者の局員が就任@女装ニュース

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出典元:http://world-travelers.info


ブラジル大統領府に「女装者」の

職員が就任しました。

LGBT理解促進課というLGBTに関する部署でありながらも、

大統領府という国の機関に正式に就任した事実は、

LGBTにとっては非常に明るいニュースですね!


■シミー・ララットさんの壮絶な人生


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シミー・ララットさん

出典元:http://www.nikkeyshimbun.jp


シミー・ララットさん(37)さんが今回、

女装者としてブラジル大統領府のLGBT理解促進課の局員に就任しました。

この就任までの彼女の人生は壮絶なものでした。

幼い頃から自らの性に違和感を覚えていましたが、

厳格なカトリック教徒である両親には

シミーさんがLGBTであることを理解してもらえませんでした。

叔父さんが唯一理解を示してくれたらしいです。

この叔父さんの存在がシミーさんを救いました。

おそらく、家族近親者に誰ひとりとシミーさんのことを

理解しなかったとしたら、彼女はもうこの世に

いないかもしれません。

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母親に何度か打ち明けましたが、

母親はなかなか理解してくれなかったそうです。

サッカー教室に通わせたり、

とにかく「男性らしく」生きていくように

シミーさんに教育しました。


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その後、大学に行き、母親に自分の性について

完全に打ち明けましたが、理解してもらえませんでした。

母親はシミーさんにこう言いました。

「ああ、あなたはゲイなのね。女装して街を歩いたりするのは

やめてね」

厳密に言えば、シミーさんはゲイではありません。

性自認が女性なのだから。GIDさんなんです。

でも、性対象が男性というだけで、世間はゲイだと判断しますから・・。



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その後、シミーさんは大学を卒業後、

男性として職に就くことがどうしても耐えられず、

LGBT娼婦としてニューハーフとして、

売春宿で生計を立てるようになります。

売春宿には危険がいっぱい。衛生面もそうですし、

薬などに手を染めてしまうリスクもあります。。。

シミーさんは、強い意志の持ち主で、

売春で生計を立てながら、

昼間はベレンという田舎町のLGBTセンターで

ボランティアスタッフとして、LGBTさんたちの相談や、

地域貢献などの活動い積極的に参加していました。



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そういった活動が政府関係者の目にとまり、

今回、シミーさんはブラジル大統領府の

LGBT理解促進課の局員に就任したのです。

シミーさんはこう語っています。

 

「女装者、男装者を受け入れてくれるところは本当に少ないの。
14、15歳で売春に身を投じ、やがて麻薬に手を出し

路上生活者になった人もたくさん見てきたわ」

・・・・

学校や病院といった公共機関が理解を示して受け入れることで、
社会全般の偏見がなくなっていくように


「私自身もまだ疎外感を感じている」

LGBTの多くの人が、売春や暴力の犠牲になり、

若くして死亡までする状況を彼女は問題視している。

出典元:15日付アジェンシア・ブラジル

 



当面のシミーさんの活動としては、


・LGBTの働き口が極めて少ない現状に対し、

・病院や学校、大統領府などの公的機関がLGBTを

理解し、受け入れてもらうことで社会全般の偏見をなくし、

・LGBTの働き口を増やす


ことを目的に行っていくそうです。




■日本でも若い世代のLGBTを中心に、売春宿に手を染めてしまう方も多い


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日本でも若いLGBTを中心に、

なかなか働き口が見つからず、

売春宿やヘルス、などの

性的サービスに従事してしまう方も少なくありません。

本人の意志で「性的サービスがいい」と

そういった職を選んでいるのであれば話は別ですが、

「本当はやりたくないけど、生きていくために性的サービスに

従事している」のであれば、それは問題です。

ほかに、働き口はないのでしょうか??



当然、ノンケや世間一般の方の水準でいくと、

働き口は少ないですが、
全くないわけではありません。



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最近は、LGBTを中心に、

「服装髪型自由」「高時給」の

コールセンターのアルバイトが人気だそうです。
基本的に電話応対のみで、時給は1500円を超えるところが多く、

まとまったシフトで入れるので月20万円以上は稼げるそうです。
なによりも服装髪型自由なところが、

LGBTに人気の秘訣です。

各企業がコストカットのために、

電話応対を外注化するところが多くなったため、

コールセンター人材はまだまだ不足しており、

多くのLGBTさんが、コールセンター業務で生計を

立てているそうです。



しかしながら、まだまだ

LGBTさんtちの働き口は少ないので、

日本でもこういうLGBT促進課みたいなものが

できるといいと思います♪



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この記事書いた人:栗原千秋

女装歴10年のほぼフルタイム女装子ライター。
年齢は30歳くらい♪
座右の銘は「女装子ほど、男気を忘れず。」
好きなものは「にんにくの素揚げ」
関東在住ながら、名古屋、大阪を拠点に
フリーランスで雑誌執筆などをしている。
口癖は「仕事ください♪」

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