【男性差別】男性差別ひどすぎワロタwwwと考察してみた(5)

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こんにちは!

ノルマンディー麗子です。

前回まで、

男性差別ひどすぎワロタwというコピペスレッドの

1-14の項目の1-12までを考察しました。

男性差別状態であるもの、別途議論が必要なもの、

男性差別状態とはいえないもの・・・

さまざまありましたが・・・

今回は、13,14を考察してみたいと思います。



1.離婚の際、親権は女性が持っていく場合が多い
2.男性が裸を見られた時より女が裸を見られた場合の慰謝料が多い

3.災害等が起こった時の救助は女性・子供が優先される。
4.テレビ、ラジオ、新聞などでの女性叩きは人権侵害だが、

男叩きはそうではない

5・女性の主観的なものまでセクハラとされる。

6・性犯罪の場合、男性の発言は軽視される。
7・警察による職務質問は男性のほうが圧倒的に多い
8・女性から男性への暴力は問題とされないことが多い
9・女性専用のスペースのほうが、
男性専用のスペースよりも圧倒的に多い
10.学校・会社で女子更衣室だけが用意され男子更衣室が無い。

又は女子更衣室だけが綺麗に設備。

11.強姦罪の被害者に男性はなれない
12.アルバイトにおける3K(きつい、汚い、臭い)な仕事は
だいたい男性の仕事になる

13.制服で女子はスカートとズボンを選択できるのに、

男性はズボンのみしか選択できない

14.多くの国で兵役の義務は男性のみで、女性にはない


出典元:http://totalmatomedia.blog.fc2.com/blog-entry-1641.html
一部改変、著者による訂正あり




■制服で女子はスカートとズボンを選択できるのに、

男性はズボンのみしか選択できない


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今のところ、私が確認する限りでは、

女性がスカートかスラックスを選択できる学校はあっても、

男性がスカートかスラックスを選択できる学校はありません。

なので「制服の選択肢」に関しては、

明らかに男性差別状態にあるといえます。

よく、この「男性がズボンのみしか選択できない」

議論になるとフェミニストたちは、

「女性がスカートを強要されていることが差別なのだ」

と反論をいいはじめますが、

全く反論になっていません。

いいですか、もしフェミニストたちがこの

私のコラムをみていたのならば、

冷静になってください。

男性がズボンのみしか選択できる学校がないのに、

女性はスカートかズボンを選択できる学校がある。

これが男性差別だといってるのです。

男性のほうが選べる選択肢が少ないことが男性差別

だと言っているのです。

そこに女性がスカートを強要されていることを

反論としてもってきても、

女性のほうが選択肢が多いこと、

あるいは男性のほうが選択肢が少ないことを正当化する

理由になりません。

ズボンをはきたい女性がいるのと同様、

スカートをはきたい男性もいるのです。

女性がスカートを強要されている
=男性がズボンを強要されている

ということなので、

男性も女性も両方がズボンかスカートを選択できる

状態にならなければ、男女平等とはいえませんよね。



13.制服で女子はスカートとズボンを選択できるのに、

男性はズボンのみしか選択できないのは男性差別か?


男性差別である。
女性にスカートかズボンを選択させるのであれば、

男性も同様にスカートかズボンを選択させなければ

男女平等とはいえない。

「女性がスカートを強要されている」という議論は、

同時に「男性がズボンを強要されている」という議論と

同時に語られなければならない。




14.多くの国で兵役の義務は男性のみで、女性にはない


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日本は憲法9条により、

軍をもたないので

兵役はありません。

なので、大東亜戦争時(第2次世界大戦ともいわれる)の

兵役について議論がされることが多いです。

まず、結論から申し上げますと、

兵役がない日本において、

兵役が男性差別かどうか、

少なくとも現在の日本については語る必要がありません。

なぜなら兵役がないから。

では、過去の大東亜戦争時はどうだったのか?
これに関しても語ることはできません。

これは非常に難しい問題ですが、
現在の価値観で戦争時のことを評価しても

何の意味もありません。

なぜなら、戦時中は「殺人が合法化」されるような

異常な状態なんです。

今の価値観と戦時中の価値観は全く違います。
戦時中の価値観は戦時中の価値観で、

その時は「悪ではなかった」んです。
だから、戦争を知らない世代が増えてきている

日本社会で今の価値観で戦時中のことを評価しても

正当な評価はできないでしょう。


ちなみに、当時の価値観でいうと、

「戦争に参加することは名誉なこと」だったんです。

戦争にいってお国を守れる「権利」が男性には

あったんです。
兵役というと義務ですが、

当時の男性たちは「お国を守れる」という崇高な大義のもと

喜んで戦争にいっていたのです。

その状態を今の価値観で評価すると、

「男性のほうが死んでもいいように洗脳されていた」

とか「女性だけ安全に国に残れていい」とか

様々な評価がありますが、

それは意味がありません。

繰り返しますが、今の価値観と戦時中の価値観は

全く違います。

戦時中の価値観があったからこそ、

日本は大東亜戦争において、

欧米列強に立ち向かうことができ、

日本列島を守ることができた、

という考え方もできるのです。

一方では、

戦時中の価値観があったから、

日本に原爆が落とされた・・・

という考え方もあるでしょう。



何が正しいかはわかりません。
ただ事実として、日本は欧米列強と戦い、

その結果今の日本があります。
いいか悪いかは非常にナイーブで難しい議論になるので

ここでは割愛します。


男性差別の議論に戻すと、

兵役が男性差別かどうかは、

日本において兵役がないので

語る必要がない、

ということです。

では、未来の日本において、

もし兵役ができたらどうするのか。

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もし今の価値観でいうなら、

男性も女性も同様に兵役を課すべきです。
男女平等にすべきだというのなら。

男性にだけ、自らの生命を落とすリスクを

義務として負わせるのは明らかに、

男性の不利益が大きいです。

男性に課すのであれば、

女性にも課すべきです。


ちなみに兵役のある海外に目をむけると、

イスラエルなどは男女ともに兵役が課されます。
一方で、お隣の韓国では男性のみに兵役が課されるので

「男性差別だ」という声が上がっています。
そこで、男性が兵役をおうのだから、

女性は兵役にいかないぶん「兵役税」を課すことで

平等化しようという動きもあります。



14.男性のみに兵役があるのは男性差別か?

語る必要がない。




■結局、「男性差別ひどすぎワロタwww」のコピペは・・・



さて、ここまで1-14すべての

考察を終わりましたので、

最後に結論をまとめます。



男性差別?〇か×か
(〇だったら男性差別、

×だったら男性差別とは言い難い、

あるいはそんな事実はない(偽))

1.離婚の際、親権は女性が持っていく場合が多い
→×


2.男性が裸を見られた時より女が裸を見られた場合の慰謝料が多い

→判定不可能

3.災害等が起こった時の救助は女性・子供が優先される。

→〇

4.テレビ、ラジオ、新聞などでの女性叩きは人権侵害だが、

男叩きはそうではない
→×

5・女性の主観的なものまでセクハラとされる。

→× 男性の性的不快感もセクハラとされるので微妙。

6・性犯罪の場合、男性の発言は軽視される。

→× 男性の発言もきちんと認められています。

7・警察による職務質問は男性のほうが圧倒的に多い

→? 議論が必要。

8・女性から男性への暴力は問題とされないことが多い

→〇

9・女性専用のスペースのほうが、男性専用のスペースよりも圧倒的に多い

→〇

10.学校・会社で女子更衣室だけが用意され男子更衣室が無い。

又は女子更衣室だけが綺麗に設備。
→微妙。ほぼ×

11.強姦罪の被害者に男性はなれない

→法的な明文化としては〇、 しかし実質的には×

12.アルバイトにおける3K(きつい、汚い、臭い)な仕事はだいたい男性の仕事になる

→×

13.制服で女子はスカートとズボンを選択できるのに、

男性はズボンのみしか選択できない

→〇

14.多くの国で兵役の義務は男性のみで、女性にはない

→判定不可


結局、14個中5個は

男性差別状態にあるということが

わかります。

フェミニストのみなさん、

「男女平等」をうたうのであれば、

この5つの「男性差別状態」を

打破する議論も必要です。
ぜひとりあげてください!


といいたいところですが、

冷静になってみれば、

女性差別も存在しています。


さきほどの制服の選択でも

わかったとおり、
「男女どちらかがが差別を受けていると

主張すれば、もう一方も同時に差別だと主張できる」

ということです。

男性差別を議論すると同時に、

女性差別も発生していることを

忘れてはいけません。

とすれば・・・


・そもそも男女平等なんて実現出来るのか?
・ジェンダーってなんなのか?

・男性とじょせいの社会が決めた2分を本当に撤廃できるのか?

・それをしてもいいのか?


など、さまざまな議論が登場してきます。
次回以降、語っていきますね。

ご期待ください。
長文お読みいただきありがとうございます。



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この記事書いた人:ノルマンディー麗子
純女の主婦ライター。
年齢は30歳くらい♪
栗原の友人で女装業界にもちょくちょく顔を出す。
好きなものは「チョコレート」
大阪在住で専業主婦をやりながらライター活動。
趣味は読書で、年間100冊以上読破する。
口癖は「もうええやん♪」


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