女装子さんを嘲笑する人々の心理(2)-自信を持って町を歩こう!@女装と社会

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女装子さんを嘲笑する人々の心理(1)では、

女装子さんは「自由の象徴」というお話をしました。

女装子さんを嘲笑する人々はどのような

心理なのでしょうか?くわしくみていきます。


■「羨ましい」というよくない感情の合理化


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女装子さんは、男性という性の枠に

とらわれず、自分自身の選択によって

「女装」という行為を選択しています。


そこには、今回の「嘲笑」とか「親バレ」とか

「経済的負担の増加(女装することにより、

女装用のグッズを購入せねばならない)」


などさまざまなリスクを伴いながら、
女装をしています。

そして、ありのままの自分、

「女の子になってみたい」という願望を叶えて、

実現しているんです。


まさに、一度きりの人生において、

自由を謳歌しているんです。
そんな自由を謳歌する女装子さんたちを

見て嘲笑する人々は何を思っているのか?
「羨ましい」なんです。

女装子さんを嘲笑する人々の心理(1)より



このように女装子さんは

まさに自由を謳歌しているんです。

そんな女装子さんのことが

気になってしまう、目につく

人々はそんな自由な女装子さんを羨ましいと思います。


でも、人間は他人の成功や他人のいい状況を

素直には喜べない生き物です。

たとえば、同じ会社に勤めていた人が

独立起業したとします。

その人が独立に成功すると、

ちょっと羨ましいし、ちょっと嫌な感じがしませんか?
かえってその人が失敗に終わると、

安堵感や気持ちがいい気がします。
いわゆる、嫉妬心というやつです。

でも、羨ましさや嫉妬心は、

裏を返せば、自分のなりたい理想に自分は到達せず、

その羨ましさの対象(自分以外の誰か)が達しているということを意味します。
(要は、女装子さんは自由を手にしてるけど、

自分は不自由だから、羨ましい!と思ってしまうということ。)

だから、「羨ましい」と思うことは、

自分にとってはあまりよくない感情なのです。


そして人間は、自分のよくない感情を合理化しようとします。

(自分の中で納得しようとする、自分を納得させようとする)

そこで、自分が思っていることとは逆の行動をしようとします。

たとえば、
好きな女の子を前にして、

動揺や緊張をします。

でも、動揺や緊張という感情は自分にとってよくない感情です。

だからその感情を合理化するために、

好きな女の子なのに、「好きじゃない!」と言ったり、

わざといじわるをするなどの逆の行動をとります。




■だから女装子さんを嘲笑する人々に若者が圧倒的に多い


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女装子さんを嘲笑したり、ちょっかいをかけてくるのが

若者に多いのはここにあります。

若者は、まだ人格の形成過程であり、

また社会という不自由の塊の中で、

自由への渇望(自由を欲する気持ち)が

非常に強いです。

だから、自由を謳歌している女装子さんをみると、

羨ましいと思うのです。

だから本当は女草子さんを見習ったり、

参考にしたいのです。

(その自由さを)
でも、若者はその羨ましいというよくない感情を

合理化するために、

逆の行動をとります。
だから、女装子さんに嘲笑したり

ちょっかいをかけたりするのです。
本当は仲良くなってみたいし、

本当はその自由さを

学びたいとすら思っているのです。




■嘲笑されたら「私を見なさい、これが自由よ!」と思いましょう


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だから、もし女装をして街を歩いていて、

あるいは女装子さんを連れていて、

人々に嘲笑されたりちょっかいをかけられたら・・・
心の中でこう思うのです。


「女装している私をみなさい、これが自由よ!!

君たちも自由を探すがいい。

がんばれ」

 

と。

決して、喧嘩をしようとしたり、

心に傷を負ったり、

気になってくよくよしたり

する必要は全くありません。

 

女装子さんは自由の象徴。

自由を謳歌する代表者として

羨望されているのです。

だから、正々堂々と胸を張って、

「私を見て!!!!これが自由よ!!」

くらいの勢いで、街を歩けばいいのです。


世の中に100パーセントはありません。

どんなにすごい政治家だってアンチはいるし、

イチローだって守備でエラーはするし、

どんなに美しいモデルだって、

背が低いぽっちゃり好きな人には好かれません。

本当に女装が嫌いな人には

羨ましがられることはありません。

でも、多くの人々は意識無意識にかかわらず、

羨ましいという感情で、

嘲笑やちょっかいという逆の行動に出ているだけなのです。



女装子さんは自由の女神。

堂々と歩いて、人生2倍謳歌しちゃいましょう★




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この記事書いた人:栗原千秋

女装歴10年のほぼフルタイム女装子ライター。
年齢は30歳くらい♪
座右の銘は「女装子ほど、男気を忘れず。」
好きなものは「にんにくの素揚げ」
関東在住ながら、名古屋、大阪を拠点に
フリーランスで雑誌執筆などをしている。
口癖は「仕事ください♪」

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