【興味あるだけ!】若者ノンケ集団がハッテンバサーチ!心理とその対処法@女装あれこれ

 
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最近、公園や映画館に

若者ノンケ集団が訪れるという

現象=ノンケハッテンサーチ
が各地で起こり始めています。

これまで、アンダーグラウンドな

夜間の女装ニューハーフ出会いコミュニティ公園や

映画館などに、

若者ノンケ集団が現れることは、ほとんどありません

でしたが、最近、

若者ノンケ集団が訪れることが

増えています。

やはり、

基本的に単独行動の多い純男さんや、

女装子さんは不安や恐怖を覚えてしまう方も多いです。

純男さんの場合は、見た目だけでは女装業界人と

判別するのは難しいですが、

女装子さんの場合、一目で女装子さんだとわかる

場合がほとんどなので、
女装子さんにとって、
この若者ノンケ集団のハッテンバサーチは

少しネガティブな印象にとらえがちです。


はたして、

この若者ノンケ集団によるハッテンバサーチは

なぜ行われるのか?その心理とは?
そして、その対処法とは?

大阪新世界国際劇場における

若者ノンケ集団へのインタビュー実地調査とあわせて、

どうぞ!


■若者ノンケ集団のハッテンバサーチの心理とその対処法


 
若者ノンケ集団によるハッテンバサーチは、

近年増えてきています。



■ノンケハッテンバサーチ


おもに30代くらいまでの若者が
3人以上の集団を形成し、
公園や映画館などのハッテンバ内、
およびその周辺に訪れる現象。

なんらかのかたちで、
その場所が女装業界人やゲイさんなどが
集まるという情報を入手し、
その場所に訪れる。

多くの場合、その意図としては
「興味」だが、
まれに「冷やかし」「バッシング」などを悪意を
持った集団も存在する。




マイノリティの世界であるハッテンバに

マジョリティである若者ノンケ集団が訪れるという

異様な光景に、女装業界人たちは、


・なんでこんなところにくるんだ?

・なにしにきてるんだ?

・どうせ冷やかしだろ?

・正直怖い。




などとネガティブな反応を抱きがちです。


しかし、これは、

マジョリティミックスが加速する中で、

当然の現象であり、

不自然でも異様でもなく、

むしろ自然な現象です。


そこで、

「若者ノンケ集団によるノンケハッテンバサーチ現象」における

若者ノンケ集団の心理とその対処法を知っていただき、

今後、せっかくの楽しい女装遊びの中で、

さきほどのようなネガティブな感情を捨て去っていただきたく
この記事を書きました。





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1・なぜ若者ノンケ集団はハッテンバにくるのか?
実地調査結果もあり!


2.女装文化がなくなる日がやってくる。
その現象の一部にすぎない。極めて自然な現象。


3.近年の若者はマナーがいい。
若者ノンケ集団と出会ったときの対処法






■1.なぜ若者ノンケ集団はハッテンバに来るのか?実地調査結果あり。




なぜ、若者ノンケ集団はハッテンバに来るのでしょうか?
正直、若者ノンケたちの遊ぶ場所はほかにも

たくさんあります。


・カラオケやビリヤードなどのアミューズメント

・クラブやバーなどのお酒を介したコミュニケーションスペース

・異性交遊によるデートなど



わざわざ、遊びの選択肢として、

ハッテンバを選ぶ必要性はないはずです。


しかし、実際、

若者ノンケ集団はハッテンバに足を運んでいるのです。
大阪の女装のメッカ新世界国際劇場でも

若者ノンケ集団の目撃が複数報告されています。



新世界女装ニュース2017.6月号@新世界国際・通天小町情報など

ノンケ出現率上昇中!


最近の新世界国際劇場は

ジュンメ、ノンケの出現率が上がってきています。
とくにノンケの若い男の子集団が、

まるでRPGのパーティかのように

綺麗に整列しながら館内をうろつきます。
怖いもの見たさというか、

好奇心からなのでしょう。





実は、6/4/6/10にわたって7days新世界国際劇場で

実地調査を敢行しました!!
その結果、7日間のうち4日、

若者ノンケ集団がきました。
そこで、「なぜ新世界国際劇場にきたのか?」と

質問をしたところ、





若者ノンケ集団にインタビュー!!
なぜ新世界国際にきたの?#4グループ



・男性3人組(全員20代前半)
興味。
どんな場所かは知っている。
非現実的なワクワク感。


男性2人、純女2人の4人組
(全員20代中盤~後半)

興味。
男性が行ってみようと提案し、
純女2人はついてきただけ。
探検してる気分。興味本位。


・男性3人組(全員20代前半)
興味。
公園などにもたまにいくらしいが、
業界人と交流を持つことはない。
いつも見るだけ。
1人は女装子になりたい願望ありな
カンジだったが、ひた隠ししていた。


・男性6人組(全員20代前半で
男性4人、純女2人)
※映画館内にははいってきておらず、
映画館の外でタムロしているところに
クリハラが突撃取材しました!笑

興味。
クリハラが話しかけると
純女さんがなぜかテンションマックスに。
「ええええーー!すごーーーい!!
おねえさんあしながーい!」
それにつられて男性たちも
「おち◎ち〇は?」など、
業界あるあるな質問。





4組中4組全員が、

「興味」を理由に、

新世界国際劇場に訪れていました。


冷やかし目的やバッシング目的の悪意のある

集団はいませんでした。


若者ノンケ集団の大半は、

ハッテンバというまだ見ぬ世界を知りたくて

好奇心を燃やしながら、

興味本位でハッテンバに訪れている場合が

ほとんどなのです。



そして、

実際ハッテンバにきてみてどんな感情を

抱いたのかも聞いてみました。





若者ノンケ集団にインタビュー!!
きてみてどんな気持ち?#4グループ



・男性3人組(全員20代前半)
怖い。


・男性2人、純女2人の4人組
すごい光景。
ただただびっくりしている。


・男性3人組(全員20代前半)
怖いっていうか
なんか雰囲気がすごい・・・。


・男性6人組(全員20代前半)
※映画館内にはきていない
女装子さんたちも普通の人
なんだと思った(クリハラと話してみて)




 

みなさん、結構な割合で、

不安を抱いているのです。


若者ノンケ集団をみた女装子さんたちは

不安を抱く場合が多いですが、

若者ノンケ集団たちも不安を抱いているのです。


なにしろ、

一般社会では、若者ノンケ集団は

マジョリティ(多数派)ですが、

ハッテンバという空間においては、

一般社会におけるマイノリティがマジョリティになる

ポジションエクスチェンジが起こりますので、

不安になるのも仕方がありません。


だからこそ、

若者ノンケ集団たちは、

「集団」になってくるのです。

集団でくることで、

不安を分散化することができ、

3人や4人といった小さな集合体であっても、

群衆心理が働き「大丈夫だ」という安心感のベールを

包んで、ハッテンバに訪れることができているのです。





■2.女装文化がなくなる日がやってくる。その現象の一部にすぎない。極めて自然な現象。




この現象は、何も異様なことでも

不自然なことでもありません。

いずれやってくる、

ジェンダー(社会的な性差)が完全消滅する日

に向けて現れている当然の現象です。


われわれが根ざしている女装文化、女装社会

というのはある種、

ジェンダー差(男性と女性の差)を価値化したものです。
ジェンダー・アービトラージドカルチャー

(ジェンダーの差を価値化した文化)

です。


結局、


・男性だけど女性みたいにかわいくなりたい

・男性なのにあれがついてるのがエ◎い!!

・女装して女性になりきるとストレス発散!!




などなど、

女装業界人のさまざまな女装に対するモチベーションは、

すべてジェンダー差に何らかの価値を付帯させることによる

ものなのです。
ある種、ジェンダー差、ジェンダーアービトラージは、

女装文化、女装社会、女装ワールドの源泉とも言えます。


なので、このジェンダー差がなくなれば、

当然その差を価値化させている文化もなくなります。


結局、これまでの人間社会は、

ネイティブなからだの特徴とそれによる得意不得意領域で、

社会的な役割として、

女性だったらこれが得意だよね、

男性だったらこれが得意だよねという、

最大公約数的な性別ごとの得意不得意で、

社会を効率的にまわすために、

ジェンダーが決定されてきました。


しかし、

実際、コンピュータとインターネットが発達し、

AI(人工知能)も発達してきている社会において、

ネイティブなからだの男女差などによる

得意不得意の差はなくなりつつあります。



・人々の管理などは男性のほうが向いている。

→むしろ女性のほうが共感性があるので、

女性のほうが向いていると考える人もいるし。

管理はコンピュータがやるので、

むしろ管理職が必要ないという議論もある。
実際、女性管理職は増加の一途だ。


・力仕事は男性のほうが向いている。
→運送業などにおいては、インターネット通販の

発達により多くの小分けされた小口の荷物を

狭い地域の中で運ぶことが増えたため、

あまり筋力差などは関係がなくなってきている。

佐川急便などの配達員は、

近年女性もかなり増加してきている。


・受付嬢や新幹線パーサーなど、

お客様をもてなす仕事は女性のほうが向いている。

→「美しさ」や「見た目の清潔感」などは

女性の方が優れていると考えられてきているが、

男性で美しくなれるし、清潔感のあるイケメンも

増えている。
実際、新幹線パーサーやキャビンアテンダンドなど、

これまでは女性がほとんどだった職種に、

男性が増えてきている。



などなど、

これまでの「男性がやる仕事」「女性がやる仕事」の差

もなくなってきつつあります。


ほかにも、


・男性用化粧品の発売

・男性用ブラジャーの発売

・女性のノーブラジャー習慣の伝播

・女装男子の大手メディア露出

・ジェンダーレス男子、ジェンダーレス女子の

大手メディア露出

・女性の薄化粧、ノーメイク化




ジェンダー差の消滅は確実に

毎秒進んでいます。


ジェンダーだけでなく、

世界の様々な「差」はなくなっていくのです。
いわゆる「フラット化=差がなくなる」です。




フラット化によって性別はなくなり労働からも解放されれば、
フルタイム女装は勝ち組になれる可能性を大いに秘めている。



でも書いた通り、

世界はフラット化しています。



・富の差のフラット化
富の1極集中は進んでいますが、

全体的な富は上昇しており、

多くの人のあいだでの富の差は縮小しつつある。


・国境の差のフラット化
グローバル化。


・知識の差のフラット化
インターネットに接続できれば、

昔であれば有料級の情報が、

無料でたくさんあふれています。



10年前を想像してみてください。

2007年くらい。

リーマンショック直前くらいです。

今では当たり前のことが

当時では考えられないこtごって

たくさんありませんか?



・すぐに写真や動画をとれる

→アイフォンなどスマホさえ持っていれば、

すぐに撮影可能。所有のフラット化。

・それをインターネットで放送できる

→メディアのフラット化

・車を持っていなくても車にすぐ乗れる

→カーシェアリングで誰でも

車を利用可能。所有のフラット化

・インスタグラムの流行

→写真の共有のみで多くの人々が興隆を

している。

これは文字のフラット化現象の一種なのだ。


・ポイント、ビットコインなどのフィンテック貨幣のみで

生活ができる

→現金がなくても仮想通貨のみで生活可能。



これらのフラット化する世界の中で、
マイノリティかマジョリティかのような差も

なくなりつつあるのです。


この若者ノンケ集団のハッテンバサーチも、
このフラット化現象のひとつにすぎないのです。



若者ノンケ集団がきたからといって、

驚いたり不安になる必要はないのです。
ただのフラット化の流れの自然な現象なのですから。


すでに、同様の現象は起こってますよね?


だって、女装業界人がノンケさんのお店に行ったり、

不通に街を歩いたり、

イベントに参加したりしてるじゃないですか。

それに対しては、

「認知・理解が進んでる」とポジティブな評価を下しますが、

これもフラットか現象の一部ですよね。


よくハッテンバにいる人々が

若者ノンケ集団を見ると、

「なぜこのようなところにノンケがくるのかわからない」
と言いますが、

これでわかりましたよね!


若者ノンケ集団のハッテンバサーチは、
フラット化現象の一部にすぎません。
「認知・理解が進んでる」証拠なんです。





■3.近年の若者はマナーがいい。若者ノンケ集団と出会ったときの対処法




では、

若者ノンケ集団に遭遇した場合、

どうすればいいのでしょうか?


結論から言えば、

何もしなくていいです。

目が合えば、挨拶する程度で。
普通の人間と接するのと
同じように接すればいいだけです。


要は、普通にしてりゃいいんですよ。



正直、

若者ノンケ集団は金髪のイケイケなカンジの人も

多いですけど、

最近の若者ってマナーいいですよ、ほんとに。


実際、若者の犯罪率は年々減少傾向にあります。



「最近の若者は+ネガティブワード」っていうのはウソです。
最近の若者は、


・ケンカしない

・犯罪しない

・モノを買わない

・酒やタバコもやらない



のが多数派なんですよ。


「最近の若者は+ネガティブワード」というのが

一般的なコロケーションとして使われてますけど、

むしろ「最近の若者は+ポジティブワード」でも

たくさん使用できますよ。


実際、クリハラも突撃取材する中で、
バッシングされたことは一度もありませんでした。



クリハラ:こんばんは

若者集団:こんばんは

クリハラ:この映画館ってどんな場所か知ってる?

若者集団:知ってます。どんな場所かきてみたくて・・・




これがテンプレでコミュニケーション成立でした。


挨拶もできるし、敬語も話せるし、
コミュニケーション
もできる。


これ、普通に

人間としてマナーいいですよね?


むしろ、
いきなりお尻さわってきて、

「私はそういうつもりここにはいないので」と

断ると、舌うちして去っていくような

業界内のほんの一部の人のほうが

マナー悪いですよね。笑



若者ノンケ集団がきたからといtって、

構える必要はありません。

普通にしてりゃいいんです。



若者ノンケ集団の一部は

本当は女装子さんになってみたい!

と思っている人も絶対にいます。


でも集団できている手前、

恥ずかしさなどが心にブレーキをかけてしまっていますが、

若者ノンケ集団の一部は、
女装子さんを目の当たりにした瞬間、

「自分もやってみたい!!!!」

と心の中のもう一人の内なる異性の声が産声を

あげはじめます。
あとは時間の問題です。



暖かく見守ってあげましょう。



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いかがでしたか?




1・なぜ若者ノンケ集団はハッテンバにくるのか?
実地調査結果もあり!


2.女装文化がなくなる日がやってくる。
その現象の一部にすぎない。極めて自然な現象。


3.近年の若者はマナーがいい。
若者ノンケ集団と出会ったときの対処法





彼らは興味本位で

ハッテンバにきているだけです。

別にこれは、

異様でもなんでもなく、

フラット化の中の

当然の現象です。


むしろ、

最近の若者はマナーがいい。

普通にしてりゃいいし、

構える必要なんかありません。


ただし、

悲しいかな、

世の中にはバッシング・
冷やかし目的の人間も存在します。
そのような場合は、

逃げましょう。全力で。

やはり、

夜間の、とくに公園での単独行動は

避けた方がいいでしょう。

治安がいいとはいえ、

リスクは伴うわけですからね・・・。



女装子さんには、

格闘家や武闘派が多くいらっしゃいますし、

若者ノンケ集団もそのあたりは

リサーチ済みですので、

変なこともしてこないでしょう。

若者のIT情報集リテラシーは

ものすごいものがありますよ。





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・女装子さん(50代)

ハッテンバの近くで若者がタムロしていると
やっぱり怖い。。。



・女装子さん(30代)

若者集団、たしかに最近見かけるかも??
そんな場合は車内待機するか、
お友達と一緒に公園に入りますね。



・女装子さん(20代)

パスできたかも!?
なんも反応されなかったよw



・女装子さん(30代)

映画館からでるときは、
純男さんにつきそってもらってます♪




まとめると。。。



・基本的に、若者ノンケ集団は興味本位なだけ。

・なので、普通にしてりゃいい。

・普通にマナーいいよ

・ 不安であれば単独行動を避ける。



 

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女装人

興味あるだけって言ってるけど当事者は施設内にいる人全員ゲイ、女装だと純男だと思ってるから来ること事態不快!

2021.11.04 Thu 17:38